スケジュール
- スマートモビリティ
- 2022年9月20日
- スマートロボティクス(マニュファクチャリング、アクア)
- 2022年9月27日
- 量子科学(センサ、コンピューティング)
- 2022年9月29日
- 人工知能
- 2022年9月30日
- スマートワークプレース
- 2022年10月7日
- 成果発表会
- 2022年11月9日
演習概要
量子科学(センサ、コンピューティング)
講師:量子センサ:平原徹 教授(理学院物理学系)
量子コンピュータ:小寺哲夫 准教授(工学院電気電子系)
米田淳 特任准教授(超スマート社会卓越教育院)
量子科学の代表的なテクノロジーである量子コンピューティングと量子センサについて、その基礎から最先端の研究までを概説し、量子科学実験の基本的な考え方と技術に関する実習を行いました。
AM:量子コンピューティングに関する講義。量子現象の観測実験を通した量子ビット素子冷却と精密測定に必要な技術に関する実習。
PM:量子センサに関する講義。量子センサを構成する超伝導体原子層薄膜試料の作製と、その物性測定技術に関する実習。
人工知能
講師:篠崎隆宏 准教授(工学院 情報通信系)
講義を通してニューラルネットワークの原理を理解するとともに、ニューラルネットワークの実装を学習。さらに実際のデータを使った学習と評価を行う演習を通して、様々な問題にニューラルネットワーク技術を応用するための基礎技術を体得。
AM:ニューラルネットワークの原理/勾配降下法とバックプロパゲーション/ ニューラルネットの構造のいろいろ/教師なし学習と強化学習
PM:Google ColabまたはTsubameを使った演習/(Pytorchの基礎と応用事例)
スマートモビリティ
講師:YU Tao 特任准教授(超スマート社会卓越教育院)
スマートモビリティを実現するための構成要素として自動運転、高度道路交通システム(ITS)、次世代無線通信技術等について概説し、自動運転車両の操作・乗車、そして、路側機とのミリ波通信を演習とともに体験しました。
AM:自動運転、ITS、次世代無線通信技術に関する講義
PM:自動運転車両を用いた演習
スマートワークプレース
講師:鍵直樹 教授(環境・社会理工学院 建築学系)
海塩渉 助教(環境・社会理工学院 建築学系)
センサーネットワークを構築した大手町のオフィスを訪問し、最先端の建物・技術に触れるとともに今後のワークプレースのあり方について議論しました。
- 現地視察(大手町3×3Lab Future)
- スマートワークプレース教育研究フィールドの紹介
- 各部屋の紹介、導入技術・センサーの説明
- 人の温熱快適性の見える化体感
- ディスカッション&発表(今後のワークプレースの姿とは?)
スマートロボティクス(マニュファクチャリング、アクア)
マニュファクチャリング
講師:田中智久 准教授(工学院 機械系)
今日広く使用されている多軸複合加工機の特徴を紹介し、それを活用した複雑形状部品の製造について設計から加工までの流れを解説。実際にコンピュータを使った設計と3次元設計データに基づいて作成されたNCプログラムによる加工を実演しました。
アクア
講師:中島求 教授(工学院 システム制御系)
水中ロボットの基礎について講述し、推進機構として生物型の水中ロボットの力学メカニズムを解説。生物型水中ロボットのシミュレータソフトについて学習。各自で生物型推進の水中ロボットを構想・設計し、シミュレータ上に実装して性能を評価しました。
成果発表会
グループワーク形式にて実施(3~4名×5グループ)。演習で学んだことを活かし、各グループが異分野を融合する研究アイデアを発表しました。