文部科学省 卓越大学院プログラム

東京科学大学 超スマート社会卓越教育院

Academy of Super Smart Society, Science Tokyo

Institute of SCIENCE TOKYO

何を学べるのか

教育研究フィールド

  • スマート農業教育研究フィールド

  • スマートインフラメンテナンス教育研究フィールド

  • スマートビルディング教育研究フィールド

  • スマートワークプレース教育研究フィールド

    オフィスと住宅の働く場、ならびに健康管理の場としてのあり方を検証しています。大手町のオフィスでは、室内環境や執務者のバイタルサインのセンサネットワークを構築し、AI を用いたスマートな空調制御により、より人に寄り添った、快適で生産性の高い環境を作るための実証実験を行っています。また、飛沫核の挙動をサイネージや MR(Mixed Reality)で可視化することで、ポストコロナ時代の感染対策を提示したいと考えています。

  • 量子コンピューティング教育研究フィールド

    量子コンピュータは、量子力学の原理に基づく超高速次世代コンピュータとして実用化が期待されています。大規模に集積した量子ビットを操作することで、超並列な高速計算が可能となることが知られており、その応用の探索も進んでいます。また、超スマート社会に要求される情報処理の問題解決への貢献が期待されています。

  • 量子センサ教育研究フィールド

    センサとは物理現象や対象物の状態を電気信号に変換する装置と考えられます。その中で特に量子効果(量子力学に現れる現象)を使ったものは量子センサと呼ばれ、従来よりも高感度な検出ができ、超スマート社会構築への貢献が期待されています。量子センサの中でも微小な磁界を検出できるSQUIDに注目し、開発を進めています。

  • スマートモビリティ教育研究フィールド

    自動運転やそれを活用したモビリティサービスに関する研究プラットフォームです。オープンソースソフトウェアを搭載した電気自動車と最先端ワイヤレスシステム(5G, ミリ波帯無線LAN)を接続し、カメラやLiDAR(レーザーセンサの一種)などのセンサ情報を伝送、処理することで新たなモビリティサービスを創出します。

  • 人工知能教育研究フィールド

    東工大では「社会的課題解決型データサイエンス・AI研究推進体(DSAI)」を始動させ、大学院生を対象とする人工知能教育の準備を進めています。そのプラットフォームとしてWi-Fi6の無線LANを4講義室に導入し、学生が持ち込んだPCやタブレット端末を利用して、各講義室からクラウド上の機械学習サービスに高速ネットワークを通じてアクセスすることを可能にしました。

  • スマートロボティクス(ランド、マニュファクチャリング)教育研究フィールド

    スマートロボティクス(Robot Land)

    陸上で活用するロボットに関する教育研究フィールドです。5G、IoT、AIを活用したスマートロボティクスの教育研究環境を提供し、災害対応、インフラ整備、高齢化等の社会課題を見据えた実践的教育研究の推進を目指しています。野外フィールド用4脚ロボットは、埃や雨天下の野外環境で活動可能な油圧駆動ロボットで、本学が独自に開発しました。

    スマートロボティクス(Smart Manufacturing)

    このフィールドでは、部品設計から加工へとシームレスに繋がるデジタルマニュファクチャリングの流れを、実習を通して体験的に学べる環境を提供しています。工作物や工具の形状・位置・姿勢を3Dデータとして取得するためのカメラを組み合わせることで、スマートマニュファクチャリングに関する最新の教育・研究の実施が可能です。

  • スマートロボティクス(スカイ、アクア)教育研究フィールド

    スマートロボティクス(Robot Zoo Sky)

    Robot Zoo Skyは、ドローンなど、複数のロボットを同時協調制御するためのロボット実験プラットフォームです。本フィールドと最先端の分散制御技術を利用して、安心・安全な社会を実現する環境モニタリング技術を開発しています。また、IoT時代に必須となる、ネットワークで接続された複数のモノやシステムを安全に制御する技術を学生が修得する機会を提供しています。

    スマートロボティクス(Robot Zoo Aqua)

    地球の表面積の7割は海、すなわち水中であり、この水中環境についてはまだ多くのことが未解明です。Robot Zoo Aquaでは水中環境に関する社会課題の解決を目的にロボティクスの立場からアプローチを試みます。ここでは水中ロボットの制御実験を実機の水上ドローンを用いて行うことができ、国内外でも例を見ない新しい演習の場を提供します。

  • スマートロボティクス教育研究フィールド





    <超スマート社会卓越教育院共用設備利用規程>
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