スケジュール
- 量子科学
- 2021年10月18日
- 人工知能
- 2021年10月20日
- スマートモビリティ
- 2021年10月28日
- スマートワークプレース
- 2021年10月28日
- スマートロボティクス
- 2021年10月29日
- 成果発表会
- 2021年11月11日
演習概要
量子科学(センサ、コンピューティング)
講師:量子センサ:平原徹 准教授(理学院物理学系)
量子コンピュータ:小寺哲夫 准教授(工学院電気電子系)
米田淳 特任准教授(超スマート社会卓越教育院)
量子科学の代表的なテクノロジーである量子コンピューティングと量子センサについて、その基礎から最先端の研究までを概説し、量子科学実験の基本的な考え方と技術に関する実習を行いました。
AM:量子センサに関する講義、実習内容の説明。量子センサを構成する超伝導体原子層薄膜試料の作製とその物性測定技術に関する実習。
PM:量子コンピューティングに関する講義、実習内容の説明。量子現象の観測実験を通した量子ビット素子冷却と精密測定に必要な技術に関する実習。
人工知能
講師:篠崎隆宏 准教授(工学院 情報通信系)
新山祐介 特任助教(超スマート社会卓越教育院)
講義を通してニューラルネットワークの原理を理解するとともに、ニューラルネットワークの実装を学習。さらに実際のデータを使った学習と評価を行う演習を通して、様々な問題にニューラルネットワーク技術を応用するための基礎技術を体得。
AM:ニューラルネットワークの原理/勾配降下法とバックプロパゲーション/ RNNとCNNの説明
PM:Google Colabを使った演習/Tsubameを使った演習/言語獲得モデルの実験
スマートモビリティ
講師:丸田一輝 特任准教授(超スマート社会卓越教育院)
スマートモビリティを実現するための構成要素として自動運転、高度道路交通システム(ITS)、次世代無線通信技術等について概説し、自動運転車両の操作・乗車、そして、路側機とのミリ波通信を演習とともに体験しました。
AM:自動運転、ITS、次世代無線通信技術に関する講義
PM:自動運転車両を用いた演習
スマートワークプレース
講師:鍵直樹 教授(環境・社会理工学院 建築学系)
海塩渉 助教(環境・社会理工学院 建築学系)
センサーネットワークを構築した大手町のオフィスを訪問し、最先端の建物・技術に触れるとともに今後のワークプレースのあり方について議論しました。
- 現地視察(大手町3×3Lab Future)
- スマートワークプレース教育研究フィールドの紹介
- 各部屋の紹介、導入技術・センサーの説明
- 人の温熱快適性、MRによる飛沫核挙動の見える化体感
- ディスカッション&発表(今後のワークプレースの姿とは?)
スマートロボティクス(マニュファクチャリング、スカイ)
マニュファクチャリング
講師:田中智久 准教授(工学院 機械系)
今日広く使用されている多軸複合加工機の特徴を紹介し、それを活用した複雑形状部品の製造について設計から加工までの流れを解説。その後、実際にコンピュータを使った設計と3次元設計データに基づいて作成されたNCプログラムによる加工を実演しました。
スカイ
講師:畑中健志 准教授(工学院 システム制御系)
まず、マルチロボットの分散協調制御の基礎について口述。最も基礎となる合意制御と領域被覆の制御構造を動画とともに紹介。さらに、Robot Zoo Skyのシステム構成を説明し、前半で学んだ基礎から最先端制御技術までの実験デモを行いました。
成果発表会
グループワーク形式にて実施(3~4名×6グループ)。演習で学んだことを活かし、各グループが異分野を融合する研究アイデアを発表しました。